BAOO博多

警固断層帯

地震調査研究推進本部によれば

警固(けご)断層帯は、玄界灘から博多湾を経て、福岡平野にかけてほぼ北西−南東に分布する活断層帯です。

2005年の福岡県西方沖の地震は、従来からその存在が認められていた陸域の警固断層の、北西延長上の玄界灘で発生しました。

この地震の余震域と警固断層は、直線上にほぼ連続していることから、一連の活断層帯であると考え、これらをまとめて警固断層帯として扱っています。

警固断層帯は、福岡市東区志賀島北西沖の玄界灘から博多湾、同市中央区、同市南区、春日市、大野城市、太宰府市を経て、筑紫野市に至る断層帯です。

断層帯の長さは55km程度で、概ね北西−南東方向に延びています。警固断層帯は、過去の活動時期の違いから、玄界灘から志賀島付近にかけての2005年の福岡県西方沖の地震の震源域にあたる北西部と、志賀島南方沖の博多湾から筑紫野市の警固断層にあたる南東部に区分されます。

警固断層帯南東部で地震が今後30年以内に発生する確率は0.3~6%で、日本国内の主な活断層の中では高いグループに属するといわれています。2005年(平成17年)3月に発生した福岡県西方沖地震の影響により、警固断層帯南東部の活動を促進する可能性もあるといわれています。

1995年(平成7年)の兵庫県南部地震(マグニチュード7.3)の場合、地震発生直前の30年以内の発生確率は0.02~8%でしたので、これと警固断層帯南東部で地震が今後30年以内に発生する確率は0.3~6%を比べると、いつ地震が起きてもおかしくない発生確率となっています。

○将来の地震発生の可能性

≪北西部≫
 地震の規模  : M7.0程度
 地震発生確率: 不明
 平均活動間隔: 不明
 最新活動時期: 2005年福岡県西方沖の地震

≪南東部≫
 地震の規模  : M7.2程度
 地震発生確率: 30年以内に、0.3%~6%
 地震後経過率: 0.6−1.4
 平均活動間隔: 約3100年−5500年
 最新活動時期: 約4300年前−3400年前

1:25,000 都市圏活断層図 警固断層帯とその周辺 「福岡(改訂版)」「甘木」「脊振山」
解説書 千田昇・堤浩之・後藤秀昭 平成26年11月

9月1日は防災の日でした。防災の日は、「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし制定された防災啓発デーです。

地震の発生する可能性のある断層帯の上に住んでいることを忘れないでおきましょう。

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