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1億円を投じた大勝負!競走馬を育てる北海道の小さな牧場

テレビ「The競りメンタリー」
2022年9月24日(土)午後3時放送 《日本テレビ系列全国28局ネット》

「The競りメンタリー」番組ディレクターのブログもあります。

1時間の番組中、大間のマグロの競りと競走馬の競りの二本立ての番組だったので、競走馬の放送は30分弱でした。もう少し掘り下げてほしかったという思いは残りましたが、家族経営の牧場が命懸けの育成に大金を投じて挑んでいる緊迫感はヒシヒシと伝わってきました。

億万長者が殴り合うセレクトセールですが、売れない競走馬もいます。オークションの始まりが2000万円からですからねえ。

売れなかった競走馬は、成長を待って1歳のセールで売りに出されるか、庭先の取引などで馬主に引き取られるか、生産牧場が所有して出走を目指す馬もいることでしょう。ただ国内の国産の競走馬のうち、おおよそ8割が庭先取引で売買されるといわれていますから、セレクトセールで売買が成立する馬は選ばれし者たちで、高校野球でいえば、甲子園出場組のさらにその上のベスト16くらいのイメージでしょうかね。

庭先取引で安く買われた馬で活躍した馬には、最近ではキタサンブラック、 メイショウサムソン、コパノリッキー、メイショウドトウなどいくらでも挙げられるでしょう。高けりゃ走るってものでもないですし、走らせてみなきゃわからない。だからロマンもあるというもんでしょうね。

番組では、この子はイイって紹介されていた女の子は「未来の桜花賞馬」っていわれてました。夢みたいな話だけど、まんざら夢とはいえないかもしれない・・・そんなところが生産者や馬主の血を滾らせるのでしょう。

ちなみにセレクトセール2022での最高落札価格は4億5000万円、以下3億円、2億5000万円・・と続き、1億円以上の値が付いたのは25頭。今回のセレクトセール、当歳は236頭が上場され、225頭が落札。売上は128億9250万円で、従来の最高額である109億2300万円(2021年)を18.0%も上回り、前日の1歳セッションと合わせた2日間の総売上も、従来の最高額225億6100万円(2021年)から約14.1%増の257億6250万円を記録。落札率は95.3%、1頭平均は5730万円だったとか。

1歳の結果
2021年 計116億3300万円 平均5147万円
2022年 計128億7000万円 平均5797万円
前年比111%

当歳の結果
2021年 計109億2300万円 平均5128万円
2022年 計128億9250万円 平均5730万円
前年比118%

2日間トータル
2021年 計225億5600万円
2022年 計257億6250万円
前年比114%

もうね、この世界では新興馬主が台頭し、あのバブルの頃を売上総額ははるかに上回る活況を呈しています。「ウマ娘」の藤田晋氏は、2021年に続き2022年セレクトセールでも多くの若駒を落札し、セレクトセール2日間合計で18頭、22億2600万円分を落札しています。

売り上げが爆上がりの業界だからこそ、小さな家族経営の牧場も夢に挑戦できる・・・ということもいえるのかもしれません。新聞の馬柱を見るときに生産牧場、たまには見てみてくださいね。どんな馬にも、それぞれ多くの思いが詰まった物語があります。私たちはただその物語を知らないだけですから。

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