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Very nasty

あれはもう何年前ですか、アメフトで殺人タックルというのが話題になったことがありましたが、海外競馬で殺人肘打ちがあったとか。

なかなかですねえ。氷上の格闘技ならぬ馬上の格闘技ですなあ。

このフランスのサンクルー競馬場での行為によりクリストフ・スミヨン騎手は約2カ月間の騎乗停止処分を受けたそうです。この処分によって天皇賞・秋(10/30)で新コンビを組むことが決まっていた皐月賞馬ジオグリフには騎乗できなくなりました。

やったその時はカッとなってのことでしょうが、世間の非難や処分などを受けて徐々にことの重大さを知ることになるのは世界共通ですね。こうした事件があった後で以下のような記事を読むのは味わい深いですなあ。

Number Web
家族を愛し、スポーツ万能の天才騎手。スミヨンの素顔は“悪童”ではない!
posted 2019/11/16

スミヨン騎手はアガ・カーン殿下との主戦契約を打ち切られたとの報道もありますので、この先どうなりますことやら。

馬上の格闘技を実践したのはスミヨン騎手だけじゃありませんぞ。

こちらはエクアドルのダービーで起こった馬上からのストレートパンチです。

ただ現地に詳しい方の解説だと3冠目のダービーまで伏線はあったとか。死人が出るまではこうしたことは一定の頻度で起こるのかもしれませんね。

野球では殺人スライディングが有名ですね。

スポーツにおける競いあい、競り合いの中で、いくつかの伏線があって結果として行われる馬上パンチや殺人スライディングですが、癖みたいなものもあって、本能的についでてしまう人もいるんじゃないでしょうかね。若いうちにこうした失敗をして、しこたま怒られたりする経験がなければ、いざというとき出てしまうのかもしれません。

たかがスポーツで死人が出る前にこうした行為には徹底したペナルティが課せられるべきではないでしょうか。行為を行った本人のためにもきちんと糾弾されるべきだし、恥ずべき行為として長い間記憶にとどめられて折に触れて語られるべきものでしょう。

そうやってようやく人は進歩するのではないでしょうかね。

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