BAOO博多

ボートレースチケットショップ阿波かもじま

徳島県吉野川市鴨島町に場外舟券発売場「ボートレースチケットショップ阿波かもじま」が2022年10月1日にオープンしました。

場外舟券発売場は珍しくはないのですが、「ボートレースチケットショップ阿波かもじま」は、その外観がすごい。

なにがすごいのかって、「ボートレースチケットショップ阿波かもじま」は、建築家の隈研吾氏が設計を手掛け、徳島県産杉の木製ルーバーによってボートレースの躍動感や高揚感を表現した印象的な建築デザインとなっているところです。

施設内は、無料の一般席は50席を配置し、11の発券窓口、有料席は24席、また有料個室は自動発払機を設置した個室やキャッシュレス端末を設置した個室を4室配置し、内装はウッド調のシックなインテリアデザインに。

ボートレースチケットショップは全国で83か所あるそうですが、徳島県ではボートレースチケットショップオラレ美馬に続く2か所目となる堂々のオープン。施設は国道192号沿いのパチンコ店敷地内にあります。こじんまりとした施設ですが、外観といい、内装といい、すごく立派でいいですねえ。

天井いっぱいに配された徳島県産杉の木製ルーバーがボートレースの躍動感を表現

施設は敷地を所有するノヴィルフロンティア(徳島市)が整備。ノヴィルフロンティア社が鳴門市から委託を受ける形で運営。売上金の4~5.5%が市の収益となり、運営協力費として1%が吉野川市に支払われる想定だとか。売上の予想は1日平均450人の利用客で約450万円の売り上げを見込んでいるそうです。鳴門市企業局は「ほかのレジャーが落ち込む中、舟券の売り上げは伸びており、新しい顧客をつかむ契機にしたい」としているとのこと。

この豪気な施設を開設した運営会社のノヴィルホールディングス株式会社は、2020年からグループ会社を含めた持株会社体制に移行した企業で、傘下のグループ会社が多数の事業を展開しています。ざっと挙げてもパチンコ、フードサービス、アミューズメント、ゴルフカルチャー、カービジネス、タクシー、パワープラント事業、ロジスティクスサービス、フィナンシャルサービス、コンストラクション・エンジニアリング、プロパティマネジメント、マニュファクチャリングサービス、ベンダービジネスなどなどエンターテインメントビジネスを中心に総合的な展開をしている会社です。

会社名のノヴィルホールディングスの由来は、「新しい大きな家」という意味があるそうで、今回新たに場外舟券発売場が加わったということのようです。

社名について

Novilとは「Novel(新しい)」と「Villa(大きな家)」を組み合わせて作られた言葉で、 「今までにない、新しい組織になっていきたい」との意思を表しています。 ノヴィルという音には「伸びる(=成長する)」の意味も込められています。

Wikipediaによれば、売上高が【2019年04月30日時点】で495億4143万8000円で、従業員数は【2009年4月4日時点】1,847名(社員850名)とのことです。でかっー!(^^)!

競馬も競艇も競輪もネット購入が増える中、他分野とはいえ場外施設が増えるのはうれしいことです。この施設の外観はぜひ見に行ってみたいです。

徳島はちと遠いと思われる方は、お近くの中洲川端駅直結のBAOO博多へお越しください。舟券は買えませんが、地方競馬の馬券は買えますぞ!すぐお隣はサテライト中洲さんですので、車券は馬券とほぼ同時購入できます。