BAOO博多

ジャイアントキリング

ジャイアントキリング【giant killing】は下位の者が上位の者を負かす、いわゆる番狂わせのこと。【金星】といったり【アップセット】ともいいますね。【逆転勝ちのすごいやつ】とでもいいますか、【ありえない逆転勝ちが実現した】とでもいいましょうか。

カタールで開幕したサッカーワールドカップの1次リーグE組で、日本代表はドイツ代表に2−1で勝利。FIFAランク24位の日本がFIFAランク11位のドイツを逆転勝ちで破ったわけですからまさに【ありえない逆転勝ちが実現した】、ジャイアントキリングですね。

例によって渋谷のスクランブル交差点は深夜にも関わらずすごいことになっているようです。

勝負はやってみないとわからない・・・わけですが、ただ「やる前からたぶん負ける」ってわかっている試合やレースってありますよね。特に見ている人はそうで、勝てるわけがないと。それが勝っちゃったら万馬券になるわけで。

ジャイアントキリングとは少し違うけれど、番狂わせって聞いて最初に思い出したのはヒシミナクルですかね。

Wikipediaには、ヒシミナクルの項にちゃんと「ミナクルおじさん」のことが書かれています。少し引用して紹介しましょう。

Wikipedia「ミナクルおじさん」より

宝塚記念前日の土曜日、シンボリクリスエスやネオユニヴァース等の対決に注目が集まる中、ヒシミラクルの単勝オッズが1.7倍の1番人気となっていた。

これはその日の11時頃、ウインズ新橋を訪れたある男性が、安田記念の的中単勝式勝馬投票券130万円分の払い戻しを行い、得た1222万円を全額、宝塚記念のヒシミラクルの単勝式勝馬投票券購入に充てる「コロガシ」行為をやり遂げたためであった。

その男性は目撃情報によれば「サラリーマン風の中年」であり、マスコミなどから「ヒシミラクルおじさん」「ミラクルおじさん」と呼称された。前日発売のオッズを確認したヒシミラクル騎乗の角田は「前日に単勝1番人気になった時は、えっ、なんで?と思った。(大口購入した人がいたという話は)レース前にチラッとは聞いていた」と振り返っている。

レースが近づくにつれて馬券売り上げが増加し、ヒシミラクル支持、おじさんの大口投票の存在感が相対的に小さくなり、最終オッズは16.3倍の6番人気に落ち着いている。ただし複勝式は、大口投票の影響で単勝式複勝式の人気が食い違い、オッズに歪みが生じてしまった。

単勝6番人気ヒシミラクルが6.4倍の8番人気に対し、例えば単勝8番人気ツルマルボーイは6.1倍の7番人気となってしまっていた。そしてレースが執り行われてヒシミラクルは優勝、男性の単勝式は1億9918万6000円に化け、宝塚記念の1着賞金1億3200万円よりも高い金額を手にすることとなった。

この「コロガシ」行為について、安田記念の購入金額130万円の出所の考察もなされ、NHKマイルカップのウインクリューガーの5万円的中、または東京優駿(日本ダービー)のネオユニヴァースの50万円的中ではないかというのが通説である。

こうした話は当時、週刊誌等でも大々的に報じられ、興奮して読んだものです。もう20年も前のことになるんですね。

サッカーワールドカップで日本は予選に勝ち上れるかどうか、現時点ではまだ決まってないのであれですが、予選を勝ち上がって、いいところまでいったらこのドイツ戦はヒシミナクルみたく、長い間人々に語られ、記憶に残るんでしょうね、知らんけど。

ジャイアントキリングの話でした。ヒシミナクルの次にパッと頭に浮かんだのはこれ↓↓ですな。これはジャイアントキリングでしょ? そう思うかどうかはあなた次第ですが・・・

あ~あ、これは2002年10月のさいたまスーパーアリーナですか。どうも思い出す記憶が2000年代初頭に限られてしまっているようですねえ。

Number Web「ボブ・サップのパンチがうなりをあげて…」王者アーネスト・ホーストがパワーに屈した衝撃《カメラマンが見た名勝負・2002年10月》

ただこれで終わりじゃないですよ(;^ω^)

これは2002年12月の東京ドームとなってますね。懐かしいなあ。

さて、では地方競馬のジャイアントキリング、目撃しにBAOO博多に行きますか?となれば、しめたものなんですが、そうはならないからなあ。

それでも今日もBAOO博多へのご来場をお待ちしておりますよ。