BAOO博多

天神ビッグバン

天神ビッグバンって聞いたことがあるでしょ?

福岡市天神の再開発事業のことで、その「天神ビッグバン」事業が節目を迎えたとは日経新聞が報じています

日本経済新聞 姿現す福岡「2都心」再開発 働の天神・賑の博多に

福岡市天神の再開発促進事業「天神ビッグバン」が節目を迎えた。

街区をまたぐような大規模再開発の申請が2022年末で締め切られ、残る対象案件は26年までに竣工するものになる。
博多駅周辺での再開発促進事業「博多コネクティッド」も加速している。新たな顔を見せ始めた2つの「都心」が、同市の魅力を高める。



従来の天神は商業の中心地として、多くの買い物客や観光客を集めてきた。
再開発されたビルの低層階にも商業施設や飲食店などが入り、集客力を高める。
さらに地区の中心から少し離れた昭和通り北側や那珂川沿いにも新施設ができており、来街者の回遊範囲が広がることが期待される。

再開発ビルの多くは上層階にオフィスフロアを設け、天神は「ビジネスの街」としての色合いも濃くする。
天神を中心に、25年までに予定されるオフィスの供給面積は約26万平方メートルに上る。市内の賃貸オフィス総面積(21年時点)の1割近くが新たにできる格好だ。・

その天神ビックバン事業のコンセプトが詳細に語られている天神ビックバンサイトがあります。

天神ビッグバン特設サイトDig on TENJIN

天神ビッグバン特設サイトDig on TENJINの頭にはこんな謳い文句が・・・

天神が変わる

九州最大の繁華街「天神」は、今、100年に一度といわれる、まちの大変革の渦中に在ります。
そのきっかけとなったのが、規制緩和等によってビルの建替えを後押しし、新たな空間と雇用を創出する『天神ビッグバン』。

アジアの拠点都市としての役割・機能だけでなく、世界各国から多くの来街者が訪れる観光地としても栄え、日本を代表する都市としての魅力をさらに開花させる一大プロジェクトです。
2024年に向けてさまざまな計画が加速し、建物や街角、ストリートが、目まぐるしく変貌を遂げていくことでしょう。

福岡市も規制緩和によって民間投資を呼び込む『天神ビッグバン』着実に進行中!!と煽りに煽って鼻息も荒いようです。

なにせ「天神ビッグバンボーナス」ってのがあるくらい。ボーナスですからね。

「天神ビッグバンボーナス」とは、魅力あるデザイン性に優れたビルにインセンティブを付与するもので、福岡市が認定し、天神地区におけるインテリジェントビル(スマートビル)への建替えを一層促進し、高質なオフィス・商業空間と都市景観の創出を図るとともに、憩いと賑わいのある、新たな天神のまちづくりを加速させるためのものです。

鼻息、荒いでしょ!

先の日経新聞の記事では【天神ビッグバンでは2022年5月までに59棟の再開発が申請され、うち50棟が竣工済み。事業終了予定の2026年末までに、計70棟程度のビルが建て替わる見込み】とのことですから70%が竣工済みで残るのは30%、それも今から3年後の2026年には完了予定ですから、もうすぐですね。

水鏡天満宮

天神ビッグバンの一環で、天神の名前の由来となった神社「水鏡天満宮」は那珂川沿いへ移設されるとか。あの天満宮を動かすわけですから100年に一度もまんざら大げさではないんでしょう。まあ、祟りでも起こらなけりゃあ、いいですけどね。

ネットで天神ビックバンを検索すると、いろんなものが出てきます。

福岡県福岡市中央区天神一丁目で計画中の「(仮称)天神1-7計画」

さあさあ、どうなりますことやら。天神ビックバンの絶賛工事中の福岡へぜひお越しになって!