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3月8日は国際女性デイ

3月8日は「ミモザの日」とも呼ばれ、黄色いミモザの花がシンボルとして知られていますが、「国際女性の日」でもあります。

「国際女性の日」は、国際婦人年である1975年3月8日に国連で提唱され、その後、1977年の国連総会で議決されたとか。

現在、地方競馬では全国で11人の女性騎手が、JRAでも藤田菜々子騎手、今村聖奈騎手はじめ6人ですかね、活躍中で、今日も勝利を重ねています。

先日は、川崎競馬場で地方競馬の女性騎手が集う「レディスジョッキーシリーズ」も開催されました。

イギリスの経済誌「エコノミスト」が主要な29か国を対象に女性の働きやすさを評価したランキングなるものもがあります。

エコノミスト誌は、毎年「国際女性デー」に合わせて経済協力開発機構の加盟国のうち主要な29か国の「女性の働きやすさ」について、男女の賃金格差や労働参加率の差など10の指標に基づいて評価、評価対象となった10指標のうち、日本は労働参加率の男女格差の小ささや育児費用の低さなど4指標で平均を上回ったものの、議会や企業取締役の女性比率、賃金や教育の男女格差など半分以上の指標でOECD加盟国の平均を下回り、29か国中28位で、日本は2016年以降7年連続でワースト2位だったとか。

各国における男女格差を「経済」「政治」「教育」「健康」の4つの分野のデータから測るジェンダーギャップ指数でも、2021年の日本の総合スコア順位は156か国中120位(前回は153か国中121位)と低くなっています。

日本は、先進国の中で最低レベル、アジア諸国の中で韓国や中国、ASEAN諸国より低い結果です。

世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数2021」における日本の評価では、特に、「経済」及び「政治」における順位が低く、「経済」の順位が156か国中117位、「政治」の順位は156か国中147位で、各国がジェンダー平等に向けた努力を加速している中で、日本が遅れを取っていると指摘しています。

競馬における女性騎手の割合も決して多いとは言えないですが、近年、増えてきているのは確かです。

先日の「レディスジョッキーシリーズ」のポスターには10名の写真だけしか写っていませんでした!

でも、現在はばんえい競馬に今井千尋騎手が加わっているので11名が活躍中というわけです。軽斤量を生かして逃げる逃げる、そのまま行ったってレースも見られるようになっていますし、来年にはまた何名かの女性騎手が加わることでしょう。

地方競馬と女性騎手の応援、よろしくお願いします。

ああ、BAOO博多もよろしくね。