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大濠公園と舞鶴公園一体化【セントラルパーク構想】

福岡県と福岡市による大濠公園と舞鶴公園一体化の「セントラルパーク構想」の整備が進んでいます。

「セントラルパーク」といえば、ニューヨークのセントラルパークが真っ先に思い浮かびます。現在のニューヨークのセントラルパークは、緑豊かな憩いの空間というだけにとどまらず、都市の文化を物語る上で欠かせないシンボルとして年間 3,500 万人の観光客を集客できるまでになっています。

福岡県と福岡市の「セントラルパーク構想」も、ニューヨークのセントラルパークを目指し、大濠公園と舞鶴公園のシンボル性を活かして、都市のブランド化に欠かせないランドマークとなるべく構想されたもので、福岡県と福岡市は、大濠公園(福岡県管理)と隣接する舞鶴公園(福岡市管理)の一体的な活用をするために2014年6月に策定された構想で、福岡県と福岡市は構想の具体化に向け、2019年に基本計画をまとめ、天神ビックバンの再開発が進む福岡市中心部の天神地区から1キロほど西にある両公園を「都心部のオアシス」として再整備を進めています。

対象エリアは、福岡市の中心地天神から西へ約1kmに位置する緑豊かな都心のオアシスとなっている地域で、市営地下鉄大濠公園駅及び主要な幹線道路である明治通りや国体道路に隣接する交通利便性の高い地域です。


エリア内には、国史跡鴻臚館跡・福岡城跡等の文化財が存在するほか、平和台陸上競技場をはじめとする運動施設、あるいは福岡高等裁判所や舞鶴中学校等の公共施設、城内住宅、都市計画道路が存在しています。


また、都市計画法に基づく都市公園や風致地区に指定されているほか、文化財保護法に基づく国史跡や登録記念物にも指定されています。

さらに舞鶴公園では、舞鶴城址将来構想策定(平成3年)以降、国立福岡中央病院や城内住宅等の移転、平和台野球場の廃止などが進み、今後は舞鶴中学校や福岡高等裁判所の移転も予定されています。

福岡には、数多くの文化施設が立地し、芸術文化にまつわる様々な取り組みやイベント等も盛んに行われています。大濠公園は、豊かな水と緑、能楽堂、日本庭園、美術館等の存在によって格調高い雰囲気の公園となっています。

大濠公園の工事

大濠公園は、慶長年間、黒田長政が福岡城を建築する時、博多湾の入江であったこの地を外濠(大堀)として利用していた箇所に公園の計画をたて、池の中に柳島、松島、菖蒲島の3つの島を造り、その間を北から観月橋、松月橋、茶村橋、皐月橋の4つの橋でつなぎ、昭和2年(1927)に大堀の埋め立て部分を利用して「東亜勧業博覧会」が開催された後、大濠公園は昭和4年(1929)に開園。総面積は約 40ha で、水と緑が溢れる都会のオアシスとして親しまれています。

保存整備の取組み

舞鶴公園は国指定史跡である鴻臚館跡・福岡城跡があり、大濠公園は近代に造られた登録記念物であることから、両公園を通して福岡の古代・近世・近代にふれることができます。また、両公園は福岡城の城郭として元々は一つのものでしたが、近代以降は一体的にみられなくなっています。

歴史的建造物の保存整備は、昭和30年度(1955)の福岡郷土博物館建設委員会による福岡県指定有形文化財「潮見櫓」の移築や「福岡城大手門(下之橋御門)」の修復を端緒とし、国指定重要文化財「福岡城南丸多聞櫓」他を対象とした事業を実施しています。

現在は、南ノ丸多聞櫓が原位置に保存され、昭和 59 年(1984)に祈念櫓の移築復元、平成3年(1991)に花見櫓・潮見櫓部材の買収、平成 12 年(2000)に下之橋御門の焼損により、平成18~20年(2006~2008)にその復元を行っています。この他、本丸表御門は、黒田家の菩提寺でもある博多区の崇福寺の山門として残っています。

大濠公園と舞鶴公園は都心部の中に貴重な自然が残されており、希少な生物等も複数確認されています。

天神ビックバンとセントラルパーク構想で2030年頃の福岡は大きく変わっていることでしょう。

ニューヨークのセントラルパークを越えられるか!? 乞うご期待ください。

公園で散歩した後はBAOO博多へ!

・・・・とはならないとは思いますが、大濠公園で珈琲を飲んだ後はぜひBAOO博多へお越しくださいませ。