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地方競馬、2023年度は薄暮開催、続々と・・

2023年は地方競馬の薄暮開催が増えていきそうです。「遅い時間に開催したほうが売れる!」というのが地方競馬の定説として定着しているようで、すでにナイター競馬をやっているところ以外も続々と施設工事が行われているようです。

薄暮競走は、最終競走を夕方の時間帯に合わせるよう開始時刻を設定した、公営競技の開催形式のことで薄暮競馬とも呼ばれます。

まずは浦和競馬から

浦和

2022年2月、浦和競馬の照明設備工事の様子がTwitterで紹介されています。浦和競馬の最終時刻は現在の17時前頃より1時間半程度遅い18時20分頃を予定しているようです。

すでに照明をつけての模擬レースもやったみたいですね。

園田競馬も浦和競馬開催の際はこれまで薄暮開催をやっていたわけですが、浦和競馬が通年薄暮開催となれば、園田競馬はどうするんでしょうかね?

園田競馬については、昨年、

まるでナイター競馬…事前説明なしで始まった『薄暮開催』に住民らは「約束と違う」と憤り 一方で競馬場側の主張は?

というニュースが話題になりました。

MBS NEWS

地方競馬が開催されている兵庫県尼崎市の園田競馬場。
近隣住民との取り決めで、ナイターの開催は金曜日だけと決められていますが、金曜日以外にもナイター照明が焚かれて開催され、一部の住民らは“約束が違う”と声を上げています。
一方、競馬場側は“辺りは真っ暗だが『薄暮開催』です”と住民側に説明しています。2年前に突然始まったこの薄暮開催をめぐり、住民側と競馬場側のにらみ合いが続いています。

水沢

水沢競馬場では走路照明設備整備の業者選定がこれから始まるようです。

プロポーザル方式での応募のようで、提案書の提出期限が2023年7月5日となっていますので、夏以降の工事ということになりそうですね。

金沢

金沢競馬では、薄暮開催のための照明が半分以上は設置されたとのこと。

金沢競馬の競馬事業局主要施策の概要によれば、

在宅投票による売得額の確保
売上の主軸となっている在宅投票について、全国版スポーツ紙等へのレース情報の掲載を拡大するほか、引き続き薄暮レースを実施し、より多くの競馬ファンが金沢競馬の勝馬投票券を購入できるレース編成を行い、売得額の確保に努める。
また、インターネット投票会社と連携した協賛レースの実施や金沢競馬の勝馬投票券を購入したファンに対する本県特産品のプレゼントキャンペーンなどを行い、ネット会員への販売促進を図る。

となっています。

・・・というわけで少しずつ時間帯が後ろにずれて開催される地方競馬の今日この頃の様子をお伝えしました。

朝早かろうが、夜遅かろうが、地方競馬の馬券はBAOO博多でよろしくお願いしますよ。

時事通信.com 地方競馬復活へ本腰 法改正で支援拡充―来場者獲得、活性化の核に

時事通信.comより